現在 250 t 700 g
堆肥の事をコンポストと呼ぶ為、堆肥をつくる事でコンポストと呼びます。
肥料に近い土壌を利用し、空気の好きな好気性菌と空気の苦手な嫌気性菌を利用し、生ごみを有機肥料に変えていきます。簡単なポリ容器や段ボール箱に、副資材といわれるピートモスやおがくず、臭い消しとしてもみの炭にしたものを入れます。
生ごみを捨てるたびにかき回し、空気を入れて好気性菌を活性化させます。
十分に水切りを行いかき回しができれば、好気性菌が活性化するので分解もよく臭いもしませんが、 水分が多かったり、かき混ぜが少なく空気の入りが悪いと嫌気性菌が活性化し、発酵臭が発生し虫が湧いたりする場合があります。
海外では人気の生ごみ処理方法で、北欧ではかなりの普及率になります。
ポンポストの中に数百匹のミミズ(しまミミズ)を入れ、まずはミミズに生ごみを食べさせ糞にし、その糞を微生物が分解します。
これは自然のメカニズムで、動物が死んだら小動物のミミズなどが食べ糞にし、糞を土壌菌などの微生物が分解し、水と炭酸ガスにしています。
このサイクルを活用していますが、日本ではミミズによる害虫の発生やミミズを飼う難しさから、使用している方は少数になります。
コンポストと同じで微生物で分解します。
コンポストでは人の力が必要となりますが、人の力を機械で対応し分解力を速め、コンポストの弱点である臭いの問題や手間暇の問題を解消しています。
ハードの中にバイオ剤を入れコンポストでは手動で攪拌していましたが、機械で自動撹拌を行い、臭いを出さない好気性菌を活性化させます。
コンポストを良くした感じなので、当然肥料としても優れており、撹拌棒を回すだけの電気代の為、電気料金も乾燥型に比べ3分の1〜5分の1、月に400円位になります。 菌を飼うイメージになるので、なれるまで臭いが出る事もあります。
生ごみの80%〜90%の分解で生ごみ自体を分解する為、環境の為にもなるので各自治体が推奨しています。商品により分解力、分解スピードが違う為、分解力、分解スピードが速いものが臭いがでにくく使い方も簡単です。
生ごみの90%近くが水分の為、BOXの中に生ごみを入れ熱風をかけ水分を蒸発させ、生ごみを10%〜20%に減容させるタイプで、処理できる容量は1Kg〜2Kgまで処理できますが、熱風で処理の為、電気代が月に1,000円〜2,000円かかってしまいます。
生ごみの量は変わらず水分のみ飛ばす為、使い方は簡単ですが、環境貢献には役立ちづらくなっています。
肥料として使えるとなっていますが、水分を再度補給し土にまぜ肥料にするので手間暇がかかってしまいます
台所のシンクタンクと直結になっており、排水溝に生ごみを入れるとミキサーで粉々にし浄化槽で処理したものを下水に流す仕組みで、アメリカでは普及率が70%になりますが、日本では下水道が狭いため詰まってしまい、下水道の腐敗による修繕費がかかるので、多くの自治体で普及を躊躇していました。
現在では新築マンションで予め浄化槽を用意しディスポーザー付きの物件を販売しています。